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秘密保護法違憲「東京」訴訟の原告らが上告していたが、2016年12月21日、最高裁は上告棄却を決定した。これに抗議して本日12月23日午後5時30分~8時、神奈川県民センター(横浜駅西口5分)301集会室で緊急の抗議集会を開きます。ぜひ結集してください。
■「今ふたたび戦前の弾圧時代の悪夢を呼ぶ~秘密保護法と共謀罪を考える市民集会」
秘密保護法は思想・信教の自由をうたい国民の知る権利を定めた憲法に違反するとして、神奈川県の市民13人が提訴した「秘密保護法違憲確認横浜訴訟」は一審、二審とも原告の敗訴に終わり、 現在、最高裁判所へ上告中です。東京訴訟は最高裁判所の上告不受理、上告棄却の決定が昨日出ました。横浜訴訟も厳しい状況です。横浜の最高裁判所の判断を前に、下記のとおり市民集会を企画しました。是非、原告を支援するためにも、たくさんの皆さんの参加をお願いいたします。
○「秘密保護法を介して見える共謀罪の問題点」
東京弁護士会共謀罪対策委員会委員 山下幸夫
○「秘密保護法の憲法違反を改めて考える」
秘密保護法違憲確認東京&横浜訴訟原告団代理人 弁護士 掘 敏明
○東京訴訟上告不受理、上告棄却に抗議する(報告)
○各地の秘密保護法違憲確認訴訟原告団の報告
【神奈川県民センター】http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html
午後5時30分~8時
第301集会室(横浜駅南口歩5分)
○参加費500円
秘密保護法は思想・信教の自由をうたい国民の知る権利を定めた憲法に違反するとして、神奈川県の市民13人が提訴した「秘密保護法違憲確認横浜訴訟」は一審、二審とも原告の敗訴に終わり、現在、最高裁判所へ上告中です。最高裁判所の判断を前に、下記のとおり市民集会を企画しました。是非、原告を支援するためにも、たくさんの皆さんの参加をお願いいたします。
記
○「秘密保護法と共謀罪の問題を考える市民集会」
○12月23日(金曜日)
午後5時30分~8時
○神奈川県民センター
第301集会室(横浜駅西口歩5分)
○参加費500円
○「秘密保護法を介して見える共謀罪の問題点」
東京弁護士会共謀罪対策委員会委員 山下幸夫
○「秘密保護法の憲法違反を改めて考える」
秘密保護法違憲確認東京&横浜訴訟原告団代理人弁護士 掘 敏明
○各地の秘密保護法違憲確認訴訟原告団の報告
「秘密保護法」施行2年にあたり「秘密保護法」違憲訴訟をたたかう全国4原告・原告団(東京、横浜、静岡、広島)は共同で以下の声明を出しました。
「秘密保護法」違憲訴訟・全国4訴訟原告団声明
2016年12月10日
「秘密保護法」違憲訴訟東京訴訟原告団
「秘密保護法」違憲訴訟横浜訴訟原告団
「秘密保護法」違憲訴訟静岡訴訟原告・
弁護士藤森克美
「秘密保護法」違憲訴訟広島訴訟原告団
本年12月10日、「特定秘密の保護に関する法律」いわゆる「秘密保護法」が施行されてから2年を迎えます。「秘密保護法」は2013年12月、大きな反対運動が起こる中で大多数の民意を無視した強行採決によって成立しました。「秘密保護法」は憲法の平和主義に反するほか、国民の知る権利を阻害し国民主権に反すること、適性評価制度により思想の自由が侵害されるなど憲法が保障する基本的人権を広範囲に侵害し、憲法違反であることは明白です。
「秘密保護法」が違憲であることの確認を求める訴訟は2014年2月以降、東京、横浜、静岡、広島と全国4カ所で相次いで提起されました。各地の訴訟はそれぞれ特色があります。東京では出版・報道にかかわるフリーランスのジャーナリスト、フォトジャーナリスト、編集者、ドキュメンタリー映画監督など43名。戦時中、治安維持法による大規模な弾圧事件、横浜事件の舞台となった横浜では原発反対やリニア新幹線反対、憲法9条を守る運動を進める活動に取り組む市民13名。静岡では弁護権の侵害を訴えて静岡県弁護士会所属の弁護士藤森克美。原爆投下の地で戦後の平和運動の中心地の一つとなっている広島では被爆者を含む市民12名。これらの原告たちによって違憲訴訟はいまも継続してたたかわれています。各地の裁判では秘密保護法廃止を願う多くの方々が傍聴に駆けつけてくれました。私たち原告はそれらの方々の熱意に支えられて裁判を続けて来られたといっても過言ではありません。また施行2年が経過しても秘密保護法違反の適用例はなく、4訴訟が抑止力になっているものと私たちは考えています。
裁判は東京、横浜、静岡は本年4月から9月にかけて高裁判決が出そろい、一審、二審とも敗訴、いずれも最高裁に上告、舞台を最高裁に移してたたかわれています。広島は本年11月に広島地裁判決が言い渡され敗訴、高裁での闘いが始まろうとしています。判決は各訴訟とも憲法判断を避け、原告の利益が害されているという主張は刑事訴追などが原告に発動されているわけではなく具体的な紛争を前提としない抽象的なものにすぎず「法律上の争訟」に当たらないとして却下。二審もこれを踏襲しています。憲法81条は「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかを決定する権限を有する終審裁判所」とあり、今後は最高裁判所の判断が注目されます。
「秘密保護法」に続いて2015年9月19日に集団的自衛権行使を容認する内容を含む「安全保障関連法制」が成立しました。これにより「秘密保護法」と「安全法制」が一体となった「戦争ができる」国家体制づくりが進められていることがより鮮明になりました。本年5月には刑事訴訟法・盗聴法(通信傍受法)が改悪され、市民の活動が監視・制限される懸念が増大しています。国家にとって都合が悪い情報が隠蔽されれば、国家に対する国民の監視が行き届かなくなり、誤った方向に暴走することを許すことにつながります。「秘密保護法」によって「報道の自由」「言論の自由」が侵害されることは国家存亡の危機に至る道なのです。そのことは、かつての大日本帝国が敗戦によって滅亡したことが証明しています。これまでの裁判が敗訴だからといってあきらめるわけにはいきません。私たち原告はこれからも協力し合い、各地の支援の人たち、自由と平和を希求するすべての人々とともに「稀代の悪法」を廃止するまでたたかい続ける所存です。
明日2016年11月11日、共謀罪法案の国会上程阻止の討論集会があり、そこで秘密保護法違憲「東京」訴訟の原告がアピールします。
11/11(金)安倍政権と共謀罪 講演・討論集会
―共謀罪法案の国会上程を阻止しよう―
□11 月 11 日(金)18 時開場 16:30開演~21 時
□文京区民センター 2B 会議室
□講演:中野晃一国際教養学部教授(政治学)
『右傾化する日本政治』(岩波新書 2015 年)『戦後日本の
国家保守主義--内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店 2013 年)
提起:足立昌勝(関東学院大学名誉教授・刑法)
「共謀罪がやってきた、その新たな装い」
主催 共謀罪に反対する国際共同声明
破防法・組対法に反対する共同行動
http://www.labornetjp.org/EventItem/1475574526360staff01
明日9月30日、夜7時から東京中目黒トライで「憲法が危★ナイト」小林節氏&増山麗奈氏。私・林克明も秘密保護法違憲「東京」訴訟の原告のひとりとして発言予定です。ご来場をお待ちしています。
○秘密保護法違憲確認「横浜」訴訟ー控訴審判決言い渡し
○9月13日(火曜日)午後1時30分から
○東京高等裁判所808法廷(地下鉄霞ヶ関下車A1出口)
○判決の後、弁護士会館5階(502C会議室)で、報告集会
9月7日、東京高裁で秘密保護法違憲〈静岡〉訴訟控訴審の判決言い渡しがあり、深見敏正裁判長は藤森克美弁護士の控訴を棄却しました。
判決は「本件控訴を棄却する。控訴費用は控訴人の負担とする」と述べるだけ、1分にも満たないものでした。藤森弁護士は静岡で裁判が重なっていたため欠席、控訴人席、被控訴人席とも不在のままの言い渡しでした。藤森法律事務所の担当職員が出席し、傍聴席から判決を聞きました。
言い渡し直後、傍聴席からは「理由を説明しろ!」、「裁判所は戦争国家に加担するのか!」といった声があがりましたが、裁判長は「判決言い渡しは終わりました。傍聴人は退廷しなさい」と一喝。あっけない判決でした。
静岡県弁護士会の藤森克美弁護士による秘密保護法違憲訴訟・静岡の判決言い渡しが下記の通り、明後日9月7日(水曜日)午前10時55分~ 東京高裁822号法廷であります。
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